舞台ハリー・ポッターと呪いの子は映画を見ていなくても楽しめる?
映画は何話を見ていけば良い?
舞台の感想を知りたい
実際に観に行ったわたしが、観るべき映画と押さえるべき予備知識と感想をネタバレ無しでまとめました。
この記事では、舞台ハリー・ポッターと呪いの子を観に行く前に、事前に押さえて欲しいハリー・ポッターの予備知識をまとめました。
これから舞台ハリー・ポッターと呪いの子を観に行く方の参考になれば幸いです。
舞台ハリー・ポッターと呪いの子はこの映画を観てから行って欲しい!押さえて欲しい予備知識と感想(ネタバレなし)
ずっと気になっていた「舞台ハリー・ポッターと呪いの子」。
遅ればせながらようやく観劇することができました。
ハリー・ポッターシリーズは昔から大好きで、映画館にも足を運びました。
Amazonプライムビデオでハリー・ポッターが公開されてからは、もう何度目かわからないほど繰り返し観るほど大好きな映画の続編の舞台。
チケットを購入してからずっとワクワクでした。
そして、いざ舞台を観たら、もうすごいのなんので、興奮が冷めやらない一方、これは予備知識があったほうが絶対に楽しめる!と強く思ったので、この記事にまとめることにしました。
楽しみにしている方にネタバレしないよう、注意して感想も書いているので、安心して読んでいただけると嬉しいです。
チケットがなかなか取れない、良い席のチケットを取りたい、お得にチケットを入手したい、という方にはクレジットカードのカード枠がオススメです。
こちらの記事で紹介していますのでぜひ読んでみてください。
舞台ハリー・ポッターと呪いの子は映画を観ていなくても楽しめる?
この答えはもちろんYesです。
ハリー・ポッターの世界に入り込んだかのような魔法の演出の数々が、休む間もなく展開されていきます。
あの人はどこから現れた??あれはどういうしくみ!?と、理解が追いつかないほど目まぐるしいスピードで魔法のような展開が繰り広げられていくので、映画を全く知らない人でも、驚き、魅了されること間違いなしです。
ですが、私は絶対に映画を観て、ある程度の予備知識がある状態で観ることをおすすめします。
その理由は、今回の舞台が映画の後のお話だから。
本作はハリー・ポッターシリーズの原作者・J.K.ローリングが自ら演出家のジョン・ティファニー、脚本家のジャック・ソーンとともに創作したオリジナル・ストーリーとなっているため、映画の登場人物の名前が、当たり前のように舞台のセリフに出てくるのです。
ハリー・ポッターと呪いの子の物語のあらすじは以下のとおりです(公式HPより)
ハリー、ロン、ハーマイオニーが魔法界を救ってから19年後、かつての暗闇の世を思わせる不穏な事件があいつぎ、人々を不安にさせていた。
魔法省で働くハリー・ポッターはいまや三人の子の父親。
今年ホグワーツ魔法魔術学校に入学する次男のアルバスは、英雄の家に生まれた自分の運命にあらがうように、父親に反抗的な態度を取る。幼い頃に両親を亡くしたハリーは、父親としてうまくふるまえず、関係を修復できずにいた。
そんな中、アルバスは魔法学校の入学式に向かうホグワーツ特急の車内で、偶然一人の少年と出会う。
彼は、父ハリーと犬猿の仲であるドラコ・マルフォイの息子、スコーピウスだった!二人の出会いが引き金となり、暗闇による支配が、加速していく・・・。
舞台ハリー・ポッターと呪いの子HPより
このように、ハリー・ポッターの息子であるアルバスが主人公のお話なのですが、舞台には映画の登場人物も出てきますし、劇中の話の中で映画の登場人物の名前が上がるシーンもかなりあります。
映画を観ていたからこそ、登場人物同士の関係性が理解できて、感情移入できた部分がかなりあると感じました。
さらに、映画を観ていたからこそ楽しめるシーンもたくさんありました。
映画のあのシーンの再現、あのシーンの裏側、そして映画の後のそれぞれの関係性。
この舞台の時代では、ハリーたちが魔法界を救った伝説が、息子たちの代に生きる伝説として語り継がれています。
映画を観た方なら、ハリーの伝説を息子たちと同じ感覚で「そうそう、そうなんだよ!」と共感でき、この世界の一員になれること間違いなしです。
まとめると、舞台ハリー・ポッターと呪いの子は映画を観ていなくても楽しめます。
ですが、これからお伝えする予備知識があれば、さらに舞台を楽しめること間違いなしですので、時間がある方はぜひ予習してから舞台を観に行っていただきたいです。
事前に観るべき映画と押さえて欲しい予備知識
ハリー・ポッターの映画は全部で8作品あります。
ハリー・ポッターと賢者の石
ハリー・ポッターと秘密の部屋
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
ハリー・ポッターと謎のプリンス
ハリー・ポッターと死の秘宝1.
ハリー・ポッターと死の秘宝2.
舞台を楽しむために絶対に観てほしいのはハリー・ポッターと炎のゴブレットです。
炎のゴブレットの知識がある状態で舞台を観るだけで、舞台のストーリーの80%くらいは理解できると思います。
もちろん時間があれば、すべて観ていただきたいのですが、そんな時間はない!という方は炎のゴブレットだけでも観てください。
ハリー・ポッターと炎のゴブレットは、三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)が舞台になります。立候補した生徒の中から「炎のゴブレット」が各校から代表1名を選出するのですが、なぜか参加資格のなかったハリーも4人目の選手として選ばれてしまいます。ハリーは周囲の助けを借りながら、さまざまな課題に挑んでいくのですが、実はこれがある目的を達成するために仕組まれていた罠で…。
舞台ハリー・ポッターと呪いの子では、このトライウィザード・トーナメントの話が鍵となってきます。
事前に炎のゴブレットを観て、登場人物の名前と関係性を覚えておきましょう。
あとは余裕があればハリー・ポッターと不死鳥の騎士団、謎のプリンス、死の秘宝1、死の秘宝2も観ていただきたいです。
5作品も…!と思うかもしれませんが、ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団以降の映画はラストへ向けすべてつながっており、1話だけ観て理解するのは至難の業なのです。
賢者の石〜炎のゴブレットまでは単体で見ても楽しめますが、それ以降の物語はすべて死の秘宝2へ向けた伏線だらけなので、飛ばさずに観ていただいたほうが確実に物語を楽しめます。
不死鳥の騎士団、謎のプリンス、死の秘宝1、死の秘宝2の登場人物、ストーリーが、舞台ハリー・ポッターと呪いの子にもつながってきます。
炎のゴブレットと合わせてこの5作品を見れば、舞台を100%楽しむことができるでしょう。
いまならAmazonプライムビデオでハリー・ポッターシリーズが見放題です。
この機会にぜひ登録し、予習してみてください。
感想(ネタバレなし)
わたしは今まで、劇団四季や帝国劇場などで色々な舞台を観たことがありますが、今回のハリーポッターと呪いの子は、「舞台で起きていることを一緒に体験している」という感覚になった初めての舞台でした。
今までの舞台は、舞台上で起こっていることを観ている「傍観者」のような感覚でした。
ライオンキングや美女と野獣など、ストーリーを知っている演目が目の前で演じられて、その迫力・演出・音楽に心が踊り感動する、というスタイルで舞台を楽しんでいました。
ですが、ハリーポッターと呪いの子は、映画のストーリーを知っているからこそ、息子世代の話に共感でき、さらに演出によってわたしたちもアルバスとスコーピウスとともに旅をして、同じものを目撃しているような感覚になれたのです。
そして、まるで本当に魔法を見ているかのような演出と舞台の転換。
魔法で箒をあげたり、ポリジュース薬で変身したり、杖を使った戦闘シーンは、もう何がどうなっているのやら。
ホグワーツ名物の動く階段も、見事に再現されています。
9と3/4番線を通って魔法界に入り、目の前で魔法が繰り広げられるとしたら、こんな感覚なんだろうな…。
憧れのハリーポッターの世界を疑似体験できる貴重な機会ですので、ハリー・ポッター好きにはぜひ観ていただきたいと思いました。
そして今回の舞台では、ハリー・ポッターが父親として息子アルバスとぶつかり、関係性に悩みます。
わたしたちの中で圧倒的主人公であったハリーも、親になって息子との関係性に悩むとは。
ハリーも同じ人間なんだ、どの世界線であっても親子関係の難しさは共通なんだ、と感じさせられました。
最後に、座席についてですが、1階席ならぜひ真ん中より前方の席を、2階席なら前方エリアを選んでいただきたいです。
理由は言いませんが、わたしは今回1階席の後方エリアで観劇しており、次回は前方でぜひ’’アレ’’を間近に見てみたい…!と思いましたので。
まとめ
いかがでしたか。
観劇後の興奮が冷めやらず、つらつらと書き進めてしまいましたが、舞台ハリー・ポッターと呪いの子は、本当に皆さんに観ていただきたいです。
この舞台は2022年の7月に開幕して以来、3年目に突入しているロングラン作品です。
観終わってすぐに、あのシーンはどうなっていたんだろう?次はあの人に注目して観てみよう、他のキャストさんの会も観てみたいな…と、もう一度観る気満々になりましたので、リピーターも多いでしょうし、ここまで長く上演しているのも納得です。
ハリー・ポッター好きにはもちろん、ハリー・ポッターをあまり知らない人や、舞台をあまり観たことがない人も、舞台の魅力にハマってしまう、そんな作品だと思います。
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この記事が、舞台ハリー・ポッターと呪いの子をまだ観ていない方の、事前準備の参考になれば幸いです。
それではまた。
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