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ブルー・モスクって何?
観光の所要時間を知りたい。
並ばずに観光するにはどうしたらいいの?

ブルー・モスクはイスラム教徒が礼拝を行うために建てられた、現役のモスク(礼拝堂)です。
所要時間は15〜30分で、早朝に訪問することで並ばずに観光できますよ。
こんにちは。今回は、イスタンブール旅行の定番スポット「ブルー・モスク(正式名称:スルタンアフメット・モスク)」について、実際に訪れたわたしの体験を交えてご紹介します。ブルー・モスクは、世界中から観光客が訪れるとても人気のある場所です。そのため、混雑する時間帯を避けることや、服装のルールを知っておくことが、スムーズな観光のカギになります。
この記事では、ブルー・モスクとはどんな場所なのかという基本情報から、実際の見学の所要時間、並ばずに観光する方法、そして訪れる際の注意点まで、詳しくお伝えします。
ブルー・モスクの所要時間と並ばずに観光する方法|イスタンブールの名所を快適に楽しむコツ

ブルー・モスク(スルタンアフメット・モスク)は、オスマン帝国第14代スルタン・アフメット1世の命により、1609年から1616年にかけて建てられたモスクです。日本だと徳川家康が生きていた江戸時代初期にあたります。
モスクは、イスラム教徒が礼拝を行うための宗教施設で、アラビア語の「マスジド(ひざまずく場所)」という言葉が語源になっているそうです。
現在も、イスタンブールの信仰の中心として使われており、1日5回の礼拝時には地元の人々が実際にお祈りに訪れる現役のモスクです。そのため、観光客として見学できるのは礼拝時間外に限られています。入場料は無料です。
ブルー・モスクの愛称は、内部に使われている約2万枚ものイズニックタイルが青みがかった色合いであることに由来しています。外観よりも内部の装飾にその青さを感じることができます。
実際に行った感想

わたしが訪れたのは晴れた日曜日の朝。マーケットで購入したお気に入りのスカーフを頭に巻いて入場すると、目の前に広がったのは白と淡い水色と薄ピンクを基調とした、繊細で美しいタイルに覆われた空間でした。
「ブルー・モスク」という名前から、もっと濃い青を想像していたのですが、実際はとても柔らかな水色や白、ピンク色が印象的で、上品で静かな雰囲気。天井が非常に高く、そこから長く吊り下げられた巨大なシャンデリアのような照明が空間に品を添えていて、本当にうっとりするほど美しかったです。そして足元には朱色のカーペット。白を基調としたタイルと鮮やかな朱色のカーペットのコントラストは、これぞ中東という雰囲気を醸し出していました。
礼拝スペースには観光客は立ち入れませんが、その後ろの見学エリアからでもその荘厳さはしっかりと感じられました。こんな美しい場所で日々お祈りできるって素敵だなぁ…と、ここで静かに祈りを捧げる人へ思いを馳せながら穏やかな心で観光しました。
営業開始時間の直後だったため、人もまばらで混雑は気にならず、写真もゆっくり撮ることができました。館内は静けさを保つ雰囲気で、観光客もみんな静かに見学していたのが印象的でした。

また、ブルー・モスクは夜の観光もおすすめです。なかに入ることはできませんが、美しくライトアップされた外観は一見の価値ありです。
並ばずに観光するには?
ブルー・モスクは非常に人気が高く、日中は入場の列が長くなることがよくあります。そんな中、ゆっくり見学したいわたしが一番おすすめしたい時間帯は、朝イチの営業開始時間直後(8:30〜)です。
わたし自身、8:30に到着したのですが、全く並ばずスムーズに中に入ることができました。9時をすぎると、団体ツアーの観光客が一気にやってくるので、それまでに入るのが理想です。
また、もうひとつの裏技としては、お祈りの直前に訪れるという方法もあります。礼拝前には観光客も少なくなるので、並ばずに入れることが多いんです。ただし、礼拝が始まるとすぐに退出しなければならないので、気をつけてください。この方法は、本当に時間がないけどひと目でもブルー・モスクを見学したい人向けです。時間に余裕がある方は、朝イチのほうが安心してゆっくり見学できます。

ブルー・モスクの周囲には、このように当日の見学可能な時間が記載されておりますので、こちらを探してチェックしておくとよいでしょう。
もしくは、Klookや
クラブツーリズムのようなレジャー予約サイトでツアーに申し込んでしまうのもひとつの手段です。多少お金はかかりますが、並ばずに入場できたり、ブルー・モスクについてガイドさんから詳しく学ぶことができます。

所要時間の目安は?

ブルー・モスクの内部見学にかかる時間は、だいたい15〜30分くらいが目安です。
中はそこまで広くないため、タイルや照明の写真を撮ったり、静かに雰囲気を感じながら過ごすことになります。神聖な気持ちに浸っていると、あっという間に時間が経っていて驚きます。人が少ない時間に行けば、焦らずに見学できるので、本当におすすめです。
ただし、礼拝時間中は入場できないため、スケジュールに余裕を持って行動しましょう。礼拝の時間は日によって変わるので、事前に確認しておくと安心です。
服装の注意点

ブルー・モスクは現役のモスクなので、服装にも気を配る必要があります。特に女性の場合は、髪を覆うスカーフを用意しておくとスムーズです。スカーフはなくても、無料で借りることもできます。
また、肩や脚が露出している服装はNGなので、長袖の羽織ものやロングスカート、パンツなどでの訪問をおすすめします。透ける素材や体のラインが出る服装も好ましくありません。現地でスカーフやスカートの貸し出しもありますが、自分のものを持って行くほうが安心で清潔です。
男性もラフすぎる服装はNGですので、肩が出たり、膝上のズボンは避けましょう。
靴は入り口で脱ぐ必要があるため、脱ぎ履きしやすい靴を選ぶとスムーズです。サンダルの方で、裸足が気になる方は靴下があると安心でしょう。
まとめ
ブルー・モスクは、イスタンブール観光のメインイベントのひとつです。美しいタイルや優雅な照明、そして天井の高さが生み出す圧倒的な開放感に、わたしはすっかり魅了されてしまいました。
静かで神聖な空気が流れる中、ただ立っているだけで心が落ち着いてくるような、そんな不思議な感覚に包まれました。並ばずに観光するためには、朝イチの訪問がいちばんのおすすめ。服装のルールさえ守れば、誰でも自由にこの空間を体験することができます。
イスタンブールに行くなら、ぜひブルー・モスクで特別な時間を過ごしてみてくださいね。
それではまた。





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