カッパドキアからイスタンブールまで夜行バスで移動するには? 予約方法や乗り方まとめ

雑記ブログ
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個人でトルコ旅行を計画しており移動手段を知りたい!

でも移動の費用を抑えたい…。

夜行バスはどうやって予約するの?

実際に乗った感想は?

実際に夜行バスに乗った私が、この疑問に答えます。

この記事では、実際にカッパドキアからイスタンブールまでの夜行バスを予約し、搭乗した際の、当時の状況をまとめています。
時期によって状況は変わると思いますが、これからトルコ旅行を計画している方の参考になれば幸いです。

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カッパドキアからイスタンブールまで夜行バスで移動するには? 予約方法や乗り方まとめ

UnsplashRoxanne Desgagnésが撮影した写真

そもそも、イスタンブールとカッパドキアってどんなところ?

イスタンブールは、歴史と文化が融合する都市で、とても魅力に溢れたエリアです。
アヤソフィア、トプカプ宮殿、ブルーモスクなど、見逃せないスポットが数多くあります。
また、グランドバザールやボスポラス海峡クルーズも人気です。

一方、カッパドキアは、その独特な地形とバルーンツアーで知られています。
奇岩群や地下都市、岩窟教会など、まるで異世界に迷い込んだかのような風景が広がります。
特に熱気球に乗って見る日の出は、一生の思い出になることでしょう。

ちなみに、カッパドキアというのはトルコの中央に位置する地域の名前です。
カッパドキアという地域の中にネヴシェヒル、カイセリという都市(日本で言う県みたいなもの)があります。
このあとたくさん出てくるギョレメはネヴシェヒル県の中にある街の1つです。

わたしははじめ、この位置関係がわからず、ずっと「カッパドキア」で検索しており、特定のエリアがでてこなかったり、範囲が広すぎてどこに向かうべきかわからず、かなり時間をロスしました。
位置関係をここで理解しておくと、このあとの予約がスムーズになると思います。

カッパドキアからイスタンブールまでの移動方法

カッパドキアからイスタンブールまでは距離にしておよそ700km。
主に飛行機と夜行バスの2つの移動方法があります。

飛行機での移動

Image by Mathew Browne from Pixabay

カッパドキアからイスタンブールまでは直行便で行くことができます。

カッパドキアの空港はカイセリ空港またはネヴシェヒル空港、イスタンブールの空港はイスタンブール空港かサビハ・ギョクチェン空港がありますので、ホテルに近い方や日程を考慮して選ぶと良いでしょう。

飛行機の所要時間は約1時間半です。航空運賃は季節や予約時期によりますが、一般的に片道5,000円から10,000円程度です。

注意点としては、カッパドキアのネヴシェヒル空港から観光地の中心であるギョレメまでは50kmほど、カイセリ空港からギョレメまでは70kmほど離れているため、宿泊地によりますがギョレメから空港に向かうためにはタクシーかバスを利用する必要があります。

宿泊しているホテルに送迎サービスがある場合は利用したほうが良いでしょう。

同様にカッパドキアからイスタンブールに向かう際も注意が必要です。
イスタンブール空港に到着した後、空港からイスタンブール市内までも50kmほどありますので、電車やバス、タクシーやホテルの送迎サービスを利用する必要があります。

夜行バスでの移動

Image by Marie Sjödin from Pixabay

夜行バスは、トルコ国内で非常にポピュラーな移動手段です。
カッパドキアからイスタンブールまでのバス移動は約10時間から13時間かかります。

バス会社は多数あり、Metro、Nevşehir Seyahat、Kamil Koçなどが有名です。
料金はおおむね3,000円から5,000円程度で、飛行機に比べて非常にリーズナブルです。

カッパドキアの中心地であるギョレメから乗ることができるため、飛行機のように空港までタクシーを探す必要はありません。

イスタンブールのバス停から市内までは、路線バスや電車を乗り継いで向かうことができます。

飛行機と夜行バスの比較

項目飛行機夜行バス
所要時間約1時間半約10〜13時間
料金約5,000〜10,000円約3,000〜5,000円
メリット   移動時間が短い
快適な座席
軽食が出る
費用が安い
快適な座席
軽食が出る
ホテル代を節約できる           
デメリット費用が高い
ギョレメ、イスタンブールの中心地までは
タクシーを使う必要あり
移動時間が長い
イスタンブールの中心地までは
公共交通機関を使う必要あり

飛行機は速くて快適ですが、費用がかかります。
夜行バスは時間がかかりますが、費用を抑えたい旅行者には最適な選択です。また、夜行バスを利用すると、ホテル代を節約できるというメリットもあります。

日程と観光時間、費用を考慮して、ご自身に合った移動方法を選んでいただくと良いでしょう。

夜行バスの予約方法

当日バス乗り場に行っていざ予約!というのは流石に不安ですよね。

私はobiletというサイトを利用して事前に予約をしました。

夜行バスの予約はオンラインで簡単に行えます。以下のステップで予約を進めてください。
今回はカッパドキアからイスタンブールへのバスを探します。

バス会社のウェブサイト、比較サイトを探す

Metro、Nevşehir Seyahat、Kamil Koçなど各バス会社の公式サイトから購入する方法と、ObiletやBusbudなどの比較サイトを利用して購入する方法があります。

今回はObiletを利用してカッパドキア発、イスタンブール着のバスを予約しました。
出発時間は22時、到着時間は8時半、移動時間は10時間半です。

出発地と目的地を入力

出発地に「Nevşehir」、目的地に「Istanbul」を入力し、希望の出発日を選択します。

Google Chromeを利用している方は、日本語に翻訳してしまうと便利です。

バスの時間と料金、詳細な乗り場と降り場を確認

利用可能なバスの一覧が表示されるので、希望の時間と料金を確認し、適切なバスを選びます。
いろいろな方のブログを読み、Metro、Kamil Koçのどちらかで迷い、結局Metro社を選びました。

また、こちらの画面に進むと乗り場と降り場が少しずつ違うことがわかります。

乗り場である「ネヴシェヒル バスターミナル」は観光地の中心であるネヴシェヒルにあります。
見るからにバスがたくさん停まっているのでわかりやすく、観光地の中にあるので治安も良い場所でした。

一方、イスタンブールの降り場はいくつか選択肢があったので迷いましたが、今回は「アリベイキョイ バスターミナル」を選びました。
結果として、こちらも大きなバスターミナルだったので治安も良く、市バスと路面電車を乗り継いで1時間ほどでイスタンブールの中心地まで問題なくたどり着くことができました。

皆さん、それぞれの目的地があると思いますので、目的に合わせて降り場を選んでいただくことをおすすめします。

座席を選択

座席表が表示されるので、希望の座席を選びます。
窓側や通路側など、自分の好みに合わせて選べます。


すでに予約済みの席は、男性か女性か色分けされてわかりますので、女性にも優しいシステムだと思いました。
どこから陽が差してくるか、まで記載があるのもとても親切ですね。

支払い

座席を選んだらクレジットカード情報を入力し、支払いを完了します。

電話番号が必要な場合は「+81」をつけた携帯電話番号を入力します。
IDが必要な場合はパスポート番号を入力します。

支払いが完了すると、予約確認メールが届きます。

この予約メールは紙で印刷して持っておくと安心です。
実際に、バスターミナルの場所が合っているか、どのバスに乗るべきか、わからないときはその紙を見せれば係の人がすぐに教えてくれました。

バスの乗り方と実際に夜行バスに乗った感想

Image by Miran Lesnik from Pixabay

バスターミナルでの待ち時間

ネヴシェヒルのバスターミナルは、路面店のような形で多くのバス会社が並んでおり、その向かいにある広い駐車場スペースにひっきりなしにバスが出入りしている状況でした。

出発の20分ほど前に到着し、Metro社の店舗行って受付の方に予約表の紙を見せると、ここで合ってるよと教えてくれました。
腰掛けられるようなベンチはありませんので、キャリーケースに腰掛けてバスが来るのを待ちます。

トイレはなかったと記憶しているので、事前に宿やレストランで済ませてくると良いでしょう。

時間になるとバスがやってきて、乗務員さんが降りてきました。
ここでも予約表が活躍し、どこで降りるかを伝え、荷物を預けることができました(別に起こしてくれるわけではありませんが…)。

バスの中はきれいで、足元も飛行機より少し広いくらいの広さがありました。
広さも清潔感も、ちょうど日本の高速バスのようなイメージです。
前の人が席を倒すと窮屈になるような圧迫感もありませんでした。

個人的に夜行バスでおすすめのグッズがこちらのクッションです。
足元に膨らませておくことで足を高くしておくことができ、到着時のむくみ軽減に繋がります。

足を曲げて寝られるというのは意外と快適で、深い眠りにも繋がります。
こちらのクッションに出会ってから、飛行機や夜行バスでの長距離移動がかなり楽になりました。

通路側に座る際は窓側の人の出入りを妨げる可能性もあるので、使用する場合は座る場所を考慮して使うことをおすすめします。

バス内には充電用のUSBポートが設置されており、スマートフォンの充電ができました。

エアコンが効いていて少し肌寒かったので、上着の用意は必須です。
また、乾燥対策としてマスクも用意しておくと良いでしょう。

身支度を整え、落ち着いた頃、添乗員さんが座席の確認に来ました。
ちょっとしたクラッカーとカップゼリーのような容器に入ったお水が配られて、いよいよ出発です。

海外の夜行バスってどんな雰囲気なんだろうとワクワク、そわそわしていましたが、日本と変わらず案外静かで、なんの心配もなく目的地までたどり着くことができました。

途中の休憩

Image by Alexa from Pixabay

夜行バスは、途中で数回の休憩を取ります。
サービスエリアでは、トイレを利用したり、軽食を購入したりすることもできます。
(サービスエリアのトイレはあまりきれいではありません…(注)個人の感想です)

休憩時間はだいたい15〜30分程度なので、起きている場合は体を伸ばしにでてみると良いでしょう。
ただし、自分の乗っていたバスをしっかり覚えておくことが超重要です。
トイレから戻るとあらビックリ、同じようなバスが何台も…となって焦ります。

サービスエリアで降りなくても、添乗員さんに声を掛けると水がもらえたり、軽食をもらえたりするようでした。

イスタンブールへ到着後

翌朝8:30頃、ほぼ時間通りにアリベイキョイバスターミナルに到着しました。

こちらのバスターミナルは、空港の搭乗口付近の待合スペースのような雰囲気で、屋内に椅子がたくさん並んでいました。
バスから降りて、こちらの椅子でひと休みすることもできます。

軽食を摂ることができるカフェもありました。

このバスターミナルからイスタンブールの中心地までは、路線バスと路面電車を乗り継いで50分ほどで行くことができます。

まとめ

トルコ旅行でカッパドキアからイスタンブールへの移動を計画している方には、夜行バスが非常におすすめです。

今回初めて利用しましたが、特に危険に遭遇することはなく、バスもきれいでしたので安全面・衛生面を気にされている方も安心して利用できると思います。

費用を抑えつつ、夜の時間を活用することで、観光時間を最大限に活かすことができます。
今回のわたしの体験が、今後トルコ旅行で夜行バスを検討している方の参考になれば幸いです。

それではまた。

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